19SLX MGL 巻き心地の改善計画!
2年間使ってきたシマノ「19SLX MGL」だが、巻き心地が悪くなりあまり出番が無くなってきた。
メンテナンスとしては、十分すぎるほどの水洗いやギアボックス内へ水道水を通し、2釣行に1回のギアのグリスアップ、毎回のスプール周りのベアリングのオイルアップなどほぼ完璧に行ってきた。
■巻き心地悪化の原因
PEラインを使用した根魚釣り(キジハタ・アイナメ)で、ドラグをほぼフルロックで巻き合わせをやってきた弊害だろう。
メインギア・ピニオンギア・ピニオン受けベアリングにかなりの負担を掛け続け、ソルトでの使用ではその他のベアリングの負担も大きい。
16スコーピオン71XGもそうだが、シマノのベイトリールはクリアランスが少なくて巻き心地が良い。だがギアの摩耗で少し巻き心地が悪くなると一気にゴロつきが酷くなる。
そして回収時の高速巻きで”ウィン・ウィン”とギア鳴きもうるさくなってくる。
ということで、まだまだ綺麗なこのリールの巻き心地を良くして主力に返り咲いてもらうことにした。
■ピニオン受けベアリング交換
本当にギアが摩耗して巻き心地が悪くなっているのか確認するためにピニオン受けベアリングを交換してみた。
ザラつきとウィン音が少し改善した。このベアリングが一番怪しいと思っていたがここだけが原因ではないみたいだ。
■温水で塩抜きを実施
次にリール全体とギアボックス内に温水(50℃)を通し塩抜きを実施。
するとほんの少しだけど巻き心地がスムーズになったがザラつきとウィン音は変わらない。
ギアとピニオン摩耗とベアリングの摩耗・塩噛みにより複合的に巻き心地の不調が起こってるようだ。
■ウォームシャフトベアリング交換
ついでに以前装着したウォームシャフトのベアリング(740zz)を新品に交換。
強いゴリ感は消えてスムーズな巻き心地に変化。ウォームシャフトベアリングのボールが摩耗で変形していたような気がします。
まだ、若干のウィン感とザラつき感が残っているのでギア交換すると新品に近い巻き心地になる予感がプンプンします。
■とどめのギア関連部品交換
ギアとピニオンギアを釣具屋(上州屋)さんに注文することにした。
ピニオンギアのガタツキの原因にもなるクラッチヨークも注文。
メインギア(ドライブギア):2,255円
ピニオンギア:1,155円
クラッチヨーク:165円
合計3,575円
部品のグリスアップ後にサクサクっと交換!
完成~\(^o^)/
■まとめ
すっごい巻き心地が良くなった~!とはいきませんよ(笑)
ですが、買ったときはこんな感じだったなぁ~。ウォームシャフトベアリング交換分スムーズで軽くなってる。
これで、巻きの釣りも撃ちの釣りもストレスなく楽しめるくらいには改善されていますよ。
よって、巻き心地改善計画は成功といえます。
SLX MGL君にはこれから2年ほどがんばってもらおう。
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