ちょい投げ&ちょい釣り黒鯛(チヌ)のススメ
ここしばらく当ブログを放置しておりました m(_ _)m
というのも、真剣にルアーロッドでちょい投げとちょい釣りでの黒鯛(チヌ)を狙っていたんです。
ヘチや落とし込みをやっていた経験から、その仕掛けや釣り方をルアータックル用に変化させて、実際に釣行してテストをしていました。
まだ完璧ではありませんが、良いあんばいの仕掛けになってきたのでお伝えしようかと思います。
■ちょい釣り黒鯛(チヌ)
釣り場所については堤防のヘチや先端周り、足元~5メートルをカニやマムシ(本虫)をゆっくり落としていくという感じです。
ヘチ釣りでは岸際をゆっくり着底まで落としていき、着底して20秒ほど待ってもあたりがなければ、1~2メートルほど落とす場所を変えていくだけです。
先端周りでもゆっくりカニやマムシをゆっくり落としていったり、水流に合わせて流していくという感じです。
食い気がある時は一撃で食い上げてきます。食い気の無い時は何度も探っていくうちにスイッチが入った奴が食ってきます。
■ちょい投げ黒鯛(チヌ)釣り
それでもあたりがなければちょい投げで広範囲に同じように探っていきます。
堤防の先端周りを扇状に約10~20メートほど投げてゆっくり落とし込んでいきます。堤防から離れれば離れるほど黒鯛の食い方が大胆になり、「ゴン」としたあたりから走り出す傾向が多いようです。
ですが、「なんか変!」という食い上げのあたりも時々あるので、着水から集中することがキモとなります。リフト&フォールが有効です。
砂浜(サーフ)や堤防から少し遠投してズル引いてくる釣り方もあります、ですが、個体数が少ない場合はかなりの気合と根性で投げ倒す必要があります。
■餌について
カニとマムシ(本虫)を両方使うのが良いのですが、現在マムシ(本虫)は価格が上昇し高級釣り餌となっています。
マムシは万能餌なので黒鯛以外も楽しめますが餌取りが多い時は2,000円分を購入しても2時間遊べないときも多々あります。
ですから、安価で餌取りにも割と強いカニが経済的ですね。
釣具屋で30匹購入しても1,000円ほどですし。
私は現場で採取して釣っているので。。。タダですが(笑)
私のカニ捕り方法はテトラにいるカニを「エビ捕り網」で捕まえています。
網が破れやすのが難点ですができるだけ破れないように針金部分を10号PEを一目盛り一目盛りに巻いて使用しています。※かなり面倒ですが。。。
今すぐ買えるのはこちら
これらは現在売り切れ中みたいです。
近くの釣具屋さんに注文するほうが早いかも。。。
■ロッド(竿)について
スピニングロッドについてはL~MLアクション(硬さ)で6フィート以上8フィート未満であれば何でも良いです。
バスロッド、メバルロッド、エギングロッド、ロックフィッシュロッド、シーバスロッドで3.5g~7gのシンカーやジグヘッドが快適に扱えれば問題ありません。
新たに購入するのであれば安価な専用ロッドがよろしいかと思います。
ベイトフィネスタックルの方がより繊細に勝負することができます。
ですが、扱いが難しいので初心者や初級者はスピニングタックルを推奨します。
ベイトフィネスタックルを持っている方は是非チャレンジして下さい。
病みつきになりますよ~。
■リールについて
2000番~2500番が使いやすいと思います。
ロッドを片手で操作することが多いのでできるだけ軽いスピニングリールが良いので、シマノのサハラだったら2000番、秋に発売されるレガリスだったら2500番がベストでしょう。
前置きが長くなってしまいました m(_ _)m
■メインラインとリーダーについて
メインラインはPEラインが良いと思います。感度が非常に良く糸グセもありませんので。
ラインの号数は0.6~1.5号位が目安です。障害物がほとんど無い砂浜の場合は0.6~0.8号、岸壁際や根に障害物がある場合はPE1~1.5号がおすすめです。
これはダイソーPEの基準で国内メーカーのPEだともっと細くて強いのですが、黒鯛(チヌ)程度であればダイソーPEで十分です。
私のベイトフィネスタックルの場合は、ちょい釣り用ダイソーでPE0.6号を巻いたスプールとちょい投げ用のPE1号を巻いたスプールを入れ替えることで対応しています。
もっと遠投したい場合はタックルごと替えてしまいます。
ただしスピニングタックルで遠投中心の場合は国産PEの方がライントラブルは減リます。
■リーダーについて
PEラインを使用する場合はリーダーが必要となります。PEは根ズレに弱く切れやすいからです。
リーダーはスピニングタックルの場合は一ヒロ(1.5メートル)ベイトフネスタックルの場合は二~三ヒロ(3~4.5メートル)位が目安です。
リーダーの種類はフロロカーボンラインがベストです。伸びが少なく沈んでくれるのと根ズレにも強いので。
号数は2.5~3号位が良いと思います。この位細い方が潮馴染みも良く、メインラインとリーダーの結び目が小さくなります。
ですが、餌取り(フグ)の猛攻に合うとひとたまりもありませんね。そんな時はリーダーの先に4~5号を20~30cmほど連結させると合わせ切れが回避できます。
もちろん、リーダーの痛み具合を頻繁にチャックする事は必須です。
■シンカー(オモリ)について
ちょい釣りの場合は丸型オモリとタイコオモリの1号~2号があれば様々なシチュエーションで使用可能です。
丸型オモリとタイコオモリでは沈下スピードやカニの落ち方が違いますのでどちらも試してみると釣果が上がります。
また、虫ヘッドの3g~6gも良いです。
遠投ズル引きの場合はバレットシンカーの5~10.5g、タイコオモリの2~3号、虫ヘッドヘッドなら6~10gが良いですよ。
■針(フック)について
チヌ針の2~4号、通常と管付き針の両方を揃えると仕掛けの幅が広がります。私の場合はヒネリ針を好まないのでヒネリ無しの管付き伊勢尼の6~7号を使用しています。
ラインに結ぶ場合は管付き針でも外掛けで結びます。ラインと針の一体感が良くなるためです。
他にもスナップサルカンに管付き針を繋げて使用する場合もあります。フグが多い場合は結び目まで口が届かず結び目を守る目的となまった針を頻繁に交換できるメリットがあります。
食い気のある黒鯛には全く問題はありませんが、食いが渋い場合はラインに直接結んだほうが針掛かりが良くなります。
先述したように3号のリーダーに餌取りからラインを守るために4~5号を20~30cmほど連結させるのですが、それでもフグにやられます(笑)
ですからオモリの下にシンカー止めを通してから針を結んでおくと、結び目から切れてしまった時でもオモリとシンカー止めが残ってくれます。
そしてシンカー留めを引き上げて針を結び直せば良いのです。
遠投の場合は針とシンカー留めの間に5~10cmほど伸ばすことで黒鯛の口の中に入りやすくなります。もちろん伸ばさなくても連れます。
シンカー止めのサイズはSサイズをおすすめします。できるだけキツキツがズレにくくてストレスが溜まりません。
■まとめ
黒鯛(チヌ)は大袈裟に言うとどこにでも居ます。
そして餌を食う気がある黒鯛は「こんなに簡単に釣れるの?」といった感じです。
ですが、警戒心の強い黒鯛、食う気がない黒鯛は非常に釣りづらい魚種と言えます。
いきなりスイッチが入って餌を食う場合も多々あります。
そんな魅力的な黒鯛をルアーロッドでマムシ(本虫)やカニを使うことで釣れるチャンスが大きく広がります。
堤防でのヘチや先端周り、テトラ周りや遠投してのズル引きなど紹介した仕掛け(リグ)でできるので、黒鯛釣りの敷居が低く子供や女性、高齢者も気軽に強い引きを楽しむことができますよ。
仕掛けに関してもまだまだ工夫することが沢山あります。色々試してみることでの楽しみもありますので、一度ルアーロッドでのちょい釣り&ちょい投げの黒鯛釣りを始めてみてはいかがでしょうか?
というのも、真剣にルアーロッドでちょい投げとちょい釣りでの黒鯛(チヌ)を狙っていたんです。
ヘチや落とし込みをやっていた経験から、その仕掛けや釣り方をルアータックル用に変化させて、実際に釣行してテストをしていました。
まだ完璧ではありませんが、良いあんばいの仕掛けになってきたのでお伝えしようかと思います。
■ちょい釣り黒鯛(チヌ)
釣り場所については堤防のヘチや先端周り、足元~5メートルをカニやマムシ(本虫)をゆっくり落としていくという感じです。
ヘチ釣りでは岸際をゆっくり着底まで落としていき、着底して20秒ほど待ってもあたりがなければ、1~2メートルほど落とす場所を変えていくだけです。
先端周りでもゆっくりカニやマムシをゆっくり落としていったり、水流に合わせて流していくという感じです。
食い気がある時は一撃で食い上げてきます。食い気の無い時は何度も探っていくうちにスイッチが入った奴が食ってきます。
■ちょい投げ黒鯛(チヌ)釣り
それでもあたりがなければちょい投げで広範囲に同じように探っていきます。
堤防の先端周りを扇状に約10~20メートほど投げてゆっくり落とし込んでいきます。堤防から離れれば離れるほど黒鯛の食い方が大胆になり、「ゴン」としたあたりから走り出す傾向が多いようです。
ですが、「なんか変!」という食い上げのあたりも時々あるので、着水から集中することがキモとなります。リフト&フォールが有効です。
砂浜(サーフ)や堤防から少し遠投してズル引いてくる釣り方もあります、ですが、個体数が少ない場合はかなりの気合と根性で投げ倒す必要があります。
■餌について
カニとマムシ(本虫)を両方使うのが良いのですが、現在マムシ(本虫)は価格が上昇し高級釣り餌となっています。
マムシは万能餌なので黒鯛以外も楽しめますが餌取りが多い時は2,000円分を購入しても2時間遊べないときも多々あります。
ですから、安価で餌取りにも割と強いカニが経済的ですね。
釣具屋で30匹購入しても1,000円ほどですし。
私は現場で採取して釣っているので。。。タダですが(笑)
私のカニ捕り方法はテトラにいるカニを「エビ捕り網」で捕まえています。
網が破れやすのが難点ですができるだけ破れないように針金部分を10号PEを一目盛り一目盛りに巻いて使用しています。※かなり面倒ですが。。。
今すぐ買えるのはこちら
これらは現在売り切れ中みたいです。
近くの釣具屋さんに注文するほうが早いかも。。。
■ロッド(竿)について
スピニングロッドについてはL~MLアクション(硬さ)で6フィート以上8フィート未満であれば何でも良いです。
バスロッド、メバルロッド、エギングロッド、ロックフィッシュロッド、シーバスロッドで3.5g~7gのシンカーやジグヘッドが快適に扱えれば問題ありません。
新たに購入するのであれば安価な専用ロッドがよろしいかと思います。
ベイトフィネスタックルの方がより繊細に勝負することができます。
ですが、扱いが難しいので初心者や初級者はスピニングタックルを推奨します。
ベイトフィネスタックルを持っている方は是非チャレンジして下さい。
病みつきになりますよ~。
■リールについて
2000番~2500番が使いやすいと思います。
ロッドを片手で操作することが多いのでできるだけ軽いスピニングリールが良いので、シマノのサハラだったら2000番、秋に発売されるレガリスだったら2500番がベストでしょう。
前置きが長くなってしまいました m(_ _)m
■メインラインとリーダーについて
メインラインはPEラインが良いと思います。感度が非常に良く糸グセもありませんので。
ラインの号数は0.6~1.5号位が目安です。障害物がほとんど無い砂浜の場合は0.6~0.8号、岸壁際や根に障害物がある場合はPE1~1.5号がおすすめです。
これはダイソーPEの基準で国内メーカーのPEだともっと細くて強いのですが、黒鯛(チヌ)程度であればダイソーPEで十分です。
私のベイトフィネスタックルの場合は、ちょい釣り用ダイソーでPE0.6号を巻いたスプールとちょい投げ用のPE1号を巻いたスプールを入れ替えることで対応しています。
もっと遠投したい場合はタックルごと替えてしまいます。
ただしスピニングタックルで遠投中心の場合は国産PEの方がライントラブルは減リます。
■リーダーについて
PEラインを使用する場合はリーダーが必要となります。PEは根ズレに弱く切れやすいからです。
リーダーはスピニングタックルの場合は一ヒロ(1.5メートル)ベイトフネスタックルの場合は二~三ヒロ(3~4.5メートル)位が目安です。
リーダーの種類はフロロカーボンラインがベストです。伸びが少なく沈んでくれるのと根ズレにも強いので。
号数は2.5~3号位が良いと思います。この位細い方が潮馴染みも良く、メインラインとリーダーの結び目が小さくなります。
ですが、餌取り(フグ)の猛攻に合うとひとたまりもありませんね。そんな時はリーダーの先に4~5号を20~30cmほど連結させると合わせ切れが回避できます。
もちろん、リーダーの痛み具合を頻繁にチャックする事は必須です。
■シンカー(オモリ)について
ちょい釣りの場合は丸型オモリとタイコオモリの1号~2号があれば様々なシチュエーションで使用可能です。
丸型オモリとタイコオモリでは沈下スピードやカニの落ち方が違いますのでどちらも試してみると釣果が上がります。
また、虫ヘッドの3g~6gも良いです。
遠投ズル引きの場合はバレットシンカーの5~10.5g、タイコオモリの2~3号、虫ヘッドヘッドなら6~10gが良いですよ。
■針(フック)について
チヌ針の2~4号、通常と管付き針の両方を揃えると仕掛けの幅が広がります。私の場合はヒネリ針を好まないのでヒネリ無しの管付き伊勢尼の6~7号を使用しています。
ラインに結ぶ場合は管付き針でも外掛けで結びます。ラインと針の一体感が良くなるためです。
他にもスナップサルカンに管付き針を繋げて使用する場合もあります。フグが多い場合は結び目まで口が届かず結び目を守る目的となまった針を頻繁に交換できるメリットがあります。
食い気のある黒鯛には全く問題はありませんが、食いが渋い場合はラインに直接結んだほうが針掛かりが良くなります。
先述したように3号のリーダーに餌取りからラインを守るために4~5号を20~30cmほど連結させるのですが、それでもフグにやられます(笑)
ですからオモリの下にシンカー止めを通してから針を結んでおくと、結び目から切れてしまった時でもオモリとシンカー止めが残ってくれます。
そしてシンカー留めを引き上げて針を結び直せば良いのです。
遠投の場合は針とシンカー留めの間に5~10cmほど伸ばすことで黒鯛の口の中に入りやすくなります。もちろん伸ばさなくても連れます。
シンカー止めのサイズはSサイズをおすすめします。できるだけキツキツがズレにくくてストレスが溜まりません。
■まとめ
黒鯛(チヌ)は大袈裟に言うとどこにでも居ます。
そして餌を食う気がある黒鯛は「こんなに簡単に釣れるの?」といった感じです。
ですが、警戒心の強い黒鯛、食う気がない黒鯛は非常に釣りづらい魚種と言えます。
いきなりスイッチが入って餌を食う場合も多々あります。
そんな魅力的な黒鯛をルアーロッドでマムシ(本虫)やカニを使うことで釣れるチャンスが大きく広がります。
堤防でのヘチや先端周り、テトラ周りや遠投してのズル引きなど紹介した仕掛け(リグ)でできるので、黒鯛釣りの敷居が低く子供や女性、高齢者も気軽に強い引きを楽しむことができますよ。
仕掛けに関してもまだまだ工夫することが沢山あります。色々試してみることでの楽しみもありますので、一度ルアーロッドでのちょい釣り&ちょい投げの黒鯛釣りを始めてみてはいかがでしょうか?