とうとう石川県もが空からみぞれ落ちてきて初冬となってしまいました。これから釣り物も少なくなってきますが、毎年11月下旬～12月下旬までカレイが釣れるようになります。

汽水域（川と海との堺め）の砂地にイシガレイやマコガレイが産卵準備で接岸してきます。





秋に乗っ込みが始まり12月に入る頃には産卵が始まり釣れなくなると書籍やSNSでは記載されていますが、金沢では少しずれているようです。

タックルに関してですが、セオリーでは投げ釣り専用の竿・リールで待つ釣りです。仕掛けも市販で様々なあの手この手で口を使わす物が販売されています。

ですが、私は子供や女性、初心者でも簡単に釣れる釣りを目標としているので、ルアータックルでちょいっと投げて釣れる方法を模索しています。

結果今の仕掛けになったのですが、ちょっとご紹介したいと思います。

おたふくオモリを使用したちょい投げブッ込み釣りです。サルカンとサルカンの間に6号ナイロンラインに6～7号の軽めのおたふくオモリを通して、その下に針を結んだ一本針仕掛けです。



オモリ部分のラインの長さは15～20cm、一本針のラインの長さも15～20cmです。針に結ぶラインはフロロの3～4号位がシャッキリしてトラブルが少ないです。

30～50メートルほど投げて待つ、時々ロッドを煽ったり1～2メートルほどズル引いて砂煙をあげて誘います。

一本は放置して、もう一本はアクティブに誘いを頻繁に入れて2本竿で勝負すると釣果が上がります。私の経験ですが誘いを入れている方が型が良いように思います。

オモリが軽いこともあり喰いはかなり良いです。8～10号のオモリに変えた途端アタリはあるけど乗らないっていうことが増えてきます。

ただ、ロッドは少し硬めが良いと思います。バスロッドではMH～H、シーバスロッドならM～MH位が良いですね。

私の場合は放置竿は若干柔らかめ、誘い竿はハードロックフィッシュのMを使っています。リールに関してはベイトリールを使用していますが、ノーマルギアが使いやすいです。



ゆっくり巻いて寄せてくる事はもちろん、良型のイシカレイがヒットしてもロッドでいなして、リールでゴリゴリ寄せてくるためにはパワーのあるノーマルギアが適していると感じています。

餌に関してはやっぱりマムシ（本虫）です。

うれしい外道のアイナメや黒鯛、時々スズキがヒットする楽しさもありますので。もちろん、青虫や赤イソメでも釣れますが釣果が違います。やはりマムシの匂いはカレイを寄せる効果が高いのです。





汽水域の砂地で船が通るミオ筋が一級ポイントです。その掛け上がりや掛け下がりにカレイが居ることが多いのそこは特に集中です。

ミオ筋での放置竿は掛け下がりに餌を着水させると効果的です。

その他のコツやテクニックもありますが、釣れやすい時期にたくさん釣ってカレイの習性を知る事次に繋がります。

あぁ楽しみだ！