先日ワークマンの「サファリシューズ」をスパイクシューズ化(スパイク打ち込み)をしたのだが、実戦投入してみると思いのほか使い勝手が良かったのだ。
堤防の苔や海藻が生えている堤防では路面が濡れているとかなり滑る状況。しかし、スパイクを打ち込んだサファリシューズでは全く不安は無かった。普通に歩行が出来て思わずガッツポーズをしたくなるほど。
だが、オールOKでは無かった。。。
ダイワのフィッシングシューズでは全く外れる気配も無く普通に使えているのだが、サファリシューズのソールが厚い部分や外側の負荷がかかる場所のスパイクが外れてしまうのだ。
では、ダイワのフィッシングシューズとサファリシューズとのスパイク打ち込みの違いは、
・フィッシングシューズ:ソールが薄くて硬め
・サファリシューズ:ソールが厚くて柔らかめ
そして靴底補修材も違う。
フィシングシューズ:シューグー(加熱硬化型)
材質:ウレタン系
サファリシューズ:シューグー(24時間硬化型)
材質:未加硫炭化水素樹脂
加熱硬化型は手に付くと2~3日間は全く取れないが、24時間硬化型はこすると簡単に取れる。
加熱硬化型の方が接着が強いような気がする。
柔らかく厚めのソールでは6.5ミリ径(5.7ミリ高)では小さすぎる(浅すぎる)のかもしれない。そして補修材の接着性も弱かったということが推察される。
ということで取れた箇所を改良することにした。一度スパイク打ちをしたサファリシューズの使い心地を知ったら普通のサファリシューズでは満足できかないからだ。
取れてしまった箇所は10ミリ径(10ミリ高)のスパイクピンにに変える。
これだけ大きさが違う。
そしてシューグーも加熱硬化型に変更。
中央部分でこれから取れきた箇所はシューグー加熱硬化型で打ち直す。
スパイクピンが外れた箇所に5ミリ径鉄鋼ドリルの先端から10ミリまでで穴を開け、円盤型ビットで窪みを付ける(削る)
円盤型ビットの窪みについては前投稿を参照して下さい。
https://create01.naturum.ne.jp/e3464109.html
仮打ち(仮組)をして見たら結構キツめで良い感じでした。
また、外すのも固かったのでかなり外れにくいと思います。(v^ー・)ヤッタネ!!
後は熱硬化型シューグーを穴に詰めてスパイクピンを打ち直すのだけど、手に付いたら2~3日は取れないので本当は使い捨てグローブが欲しいところ。
探しても無かった。。。(泣)
取り敢えずシューグーを穴に詰めてスパイクを打ち込み3分×2回、計6分ずつ熱湯で温めた。説明書には80度以上を5分と書いてあるので。
やっぱり熱硬化型は良い!
スパイクピンと靴底のゴムが一体化してるぅ。
手はかなり汚れたけど。。。
完璧だ!理想通り。
これでサファリスパイクシューズとローカットフィッシングシューズ、ハイカットフィッシングシューズを上手に使い分ければ安全に釣りができる。
追記:
路面が荒い堤防で3時間ほど釣りをしてみましたが、スパイクが効いて良い感じでした。
また濡れテトラでも使ってみましたが底のゴムが柔らかいのでスパイクが踏ん張ってくれる感じで安心感がありました。
使用後に確認してもピンが取れたりグラついたりしていので大成功。
梅雨時期や雨上がりなど路面状況が悪いときはこいつの出番でしょう!