Kキャロ(キスキャロ)でダイレクトなキスの”アタリ”を楽しもう!

ちょい投げ師匠

2023年06月14日 13:44

最近、初心者や子供、女性まで楽しめる「ちょい投げキス」「ちょい釣りキス」を研究(大げさ~)しているんです。

ティクトのMキャロが一番簡単でトラブルも少なく、アタリもダイレクトで楽しいキス釣りだと行き着いたんですが。。。

ラインがロッドの先絡みによる”高切れ”を考えていませんでした~m(_ _)m

少しずつ遠投を意識するようになると高切れの可能性が高まりますよね。その時に400円のMキャロをロストするとかなり悲しい。

300円の石ゴカイ(ジャリメ)を購入して1投目に400円のMキャロをロストする想像をしてみると。。。

ガクガク(((;゚Д゚)))ブルブル

ということでMキャロの代替えとなりうるKキャロ(キスキャロ)を自作しました。

誰でも簡単に、そして安価に作れますよ~。





■必要な材料

1.パックオモリ長型(オススメ)、またはナツメオモリ、



第一精工のパックオモリ 長型の3号(11g)ならメバルロッドやベイトフィネスタックルで、4号(15g)ならエギングロッドやロックフィッシュロッドで、5号(18g)ならシーバスロッドやスーパーライトショアジギングロッドが良いでしょう。

4号の場合は6個入っているので、1個あたり約33円です。


2.フィックス・パイプ 1.5mm



ピンクや夜光のパイプもありますが、柔らかすぎるのでナチュラル(透明)が良いと思います。

オモリの穴に合わせて1.0ミリや1.5ミリと使い分けると良いのですが、私の場合は穴が小さければドリルで穴を広げますので1.5ミリを使用しました。

長さも11cmで切れば13本になりますので1本あたり約14円です。


3.瞬間接着剤(100均可)



オモリとパイプの間に瞬間接着剤を流し込むので低粘度が良いと思います。

多分なんですが、瞬間接着剤1本で30個以上作れると思いますのでアロンアルファの場合は1個あたり10円

100均瞬間接着剤の場合は1個あたり3円?となります。

合計するとキスキャロ1個あたりは50~57円で作れますね。



■キスキャロの作り方

●フィックス・パイプを11~11.5cmに切る

11~11.5cmに切ると13本できます。
長くしたい場合はお好みで。




●オモリに突き刺す

オモリの穴にパイプを通してオモリの穴に瞬間接着剤を垂らせば良いのですが、この様にオモリの穴が大きい場合はー



100均で重曹を買ってきてその中にオモリを入れて穴に重曹を入れます。




●抜け防止に瞬間接着剤をたらす

それからオモリの両端に瞬間接着剤を垂らしパイプの根本をクリクリ回します。
余分な接着剤や重曹をティッシュで拭うとー



完成!





■仕掛け・釣り方

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市販の2本仕掛けの場合は「ハヤブサの早掛キス 超ショート55cm 2本鈎3セット」がおすすめです。

仕掛けの幹糸を切ることで仕掛け自体の長さを調整できます。



糸絡みが起こるようなら幹糸を10~15cmほど切ってしまいましょう。

着水したら素早くリールのハンドルを回し糸ふけを取ってカーブフォール(オモリが斜め手前に落ちてくる)を心がけると糸絡みが軽減されます。

シャクったりリフト&フォールをしたい場合は、幹糸を20cm位の1本針にするとほとんど糸絡みはしません。


■必要な小物について

道糸やリーダーにキスキャロを通してローリングスイベル(サルカン)に結ぶのですが、その際は必ずクッションゴムを入れておきましょう。

結び目やキスキャロのパイプを守る役目が主ですが、「東邦産業のケイムラ玉ソフト 2号」を入れることで、クッションゴムの役割と水中で光るのでキスへのアピールへと一石二鳥です。





もちろん夜光の発光玉ソフトの2号でも大丈夫です。



■仕掛けの糸絡みについて

●糸絡みのしづらさの順位は

1位.Mキャロ
2位.パックオモリ長型
3位.ナツメオモリ


●糸絡みの解消方法は

潮の流れが速かったり二枚潮や底荒れの場合は糸絡みの確率が上がります。
※上記の場合は普通の天秤オモリでも糸絡みが発生します。


・仕掛けの長さを40cmと短めにしてみる
・発光玉ソフトを2個にしてみる
・砂ずり代わりに4~5号のフロロラインを20cmほどサルカンに結ぶ
・仕掛けの長さが20~30位の1本針に変更する
・シャクリの量を抑えてズル引き主体にしてみる
・着底ではなく着水からズル引きを始めてみる


これらの対策でほとんど糸絡みが軽減されて快適にキス釣りができると思います。



■まとめ

いかがだったでしょうか?

Mキャロは高くて使うのを躊躇していたあなた!

1個50~60円位だったら試してみる価値はあるのでは?

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