今年からは、ウルトラ・ライト・キス(ULK)で決まり!

ちょい投げ師匠

2023年05月22日 13:31

これまで子供~高齢者まで簡単に楽しめるちょい投げキス釣りについて悩んできましたが、ようやく誰でも簡単に楽しめる方法に行き着きましたぁ。

今回は、スーパーライトキス(SLK)より簡単にキスのアタリを楽しめて、トラブルもほとんど無い仕掛けをご紹介します。


名付けて、ウルトラ・ライト・キス(ULK)です!


■タックルについてはー

まず、ロッドはルアー重量が3.5gから扱えるバスやメバリングロッド、もちろんちょい投げ竿でOKです。

長さは6フィート(182cm)~8フィート(243cm)位が扱いやすいと思います。
ベイトタックルでも同様ですよ。

スピニングリールは2000番~2500番、ベイトリールはベイトフィネス~100番位が良いでしょう。

私の場合は、シマノのフリーゲーム(S76L-4)に22サハラ(2000SHG)を使用。





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ラインについては、メジャークラフトのPE弾丸ブレイド0.6号を120メートルほど巻いて、リーダーは12ポンドを一ヒロ(1.5メートル)ほどをオルブライトノットで結んでいます。

本当はPE0.8号を巻きたいのですが、このサハラのスプールは浅底なので。。。


0.6号150メートル巻(サハラ2000SHGの場合は30メートルほど捨てることに。。。)


0.8号200メートル巻(サハラ2000SHGの場合は100メートル✕2回巻けるぅ)



■オモリ(シンカー)についてはー

普通はちょい投げ用の天秤オモリ(5号~7号)位を使用しますが、思ったほど飛ばないし根掛かりや引き抵抗もありますよね。

しか~し!

軽い力でよく飛び、根掛かりもほとんどせず、オモリと仕掛けも絡みにくい、しかも、アタリがダイレクトに伝わる夢のようなオモリ(シンカー)があるんです!

そのオモリとは。。。








TICT(ティクト)のM-CARO(Мキャロ)ver.Ⅱというシンカーです。

元々は沖に居るアジやメバルを遠投して狙うアジング・メバリング用のシンカーなので、たった7.0gや9.5gでもぶっ飛びます。





また、バックスライドの性質を変えることで、餌をゆっくりキスに見せたい場合はL=ロングスライド、早く底に落としたい場合はS=ショートスライドといった風にアレンジも可能です。

迷ったら、ショートスライドの7gか9.5gを購入すれば大丈夫です。

定着したらズル引きでも良いし少し煽って(シャックって)も良いでしょう。ゆっくりズル引いてもシンカー自体が少し浮いてくれるので、根がかりにくく引き抵抗も少なくすみます。

アタリもダイレクトに感じられ20cmを超えるキスはそのアタリの大きさにびっくりしますよ!


■ハリス(仕掛け)はー

一本針の場合は長さが20~25cmが口掛け・飲ませのどちらにもベストです。

二本針の場合は長さが40cm以下であればほとんど糸絡みしません。市販で売っているちょい投げ用の仕掛けの場合は砂ずり部を切って使うと良いでしょう。


1本針でもこのような仕掛けが販売されています。



私は現場で仕掛けを作っています。その方が安いです(笑)

後は石ゴカイや青イソメ、チロリやマムシを針に付け、飛ばしてズル引きやリフト&フォールでアタリを探るだけです。







もうちょっと沖まで飛ばしたい場合はバレットシンカーを付ければ飛距離が伸びます。

Mキャロ7.0g+タングステンバレットシンカー3.5g=10.5g
※より遠くに飛ばしたい場合はS9.5gを推奨







■まとめ

オモリから餌までが短くシンカーも軽いので子供や女性も投げやすく、飛距離もでて根掛かり・仕掛け絡みも少ない。アタリだけに集中できる理想的なちょい投げキス仕掛け。

アタリもダイレクトでベテランの方でも中毒になるに違いありません。
しかも、体力的にも楽なので高齢者の方にも最適ですね。

ちなみに、上州屋の方が「こんなん流行ったら天秤オモリが売れなくなるや~ん。」って言ってるくらい。

騙されたと思ってやってみて下さい。
ハマりますよ~。


追記:
Mキャロを色々試してみた結果!
これが最強!











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