USタトゥーラ150SHLは凄いリールと判明!

ちょい投げ師匠

2021年10月04日 10:48

USタトゥーラの使い道を試行錯誤してきましたが、ついに一番良い使い方を見つけました。



単純に純正のスプールにジリオンHLCのバネを移植するだけで、10g以上のシンカーを使用して遠投から足元の沈みテトラまで万能のこなしてくれます。

遠投に関しては10gシンカーで遠心力を使わない基本のオーバーハンドキャストで、50~60メートルは吹っ飛んで行きます。ただし、バネが固くなっているので着水サミングをミスると大バックラッシュになりますが。

ですが、キャスト後半の慣性でスプールがグングン回って行くのは気持ちが良いです。もちろん伸びも感じます。着水サミングが苦手な人はちょっと使いづらいと感じるかもしれませんね。

ピッチングに関しても10g以上のシンカーであれば問題なし。

ちなみに、アイナメ調査とUSタトゥーラの可能性を確かめるために内灘放水路に行ってきました。



堤防際は波がぶつかってやや難しい状況でしたが風も穏やかで朝早くから賑わっていました。

あっ、そうそう使用したロッドはこちら。



M表記となっていますが、バスロッドで言えばMHとHの中間あたり。調子はファーストとレギュラーファーストの間って感じ。

安いくせに(笑)キャストも探りもこなす万能ロッド。

最初は沈みテトラを探ってみましたがアイナメのアタリは皆無。15cm位のシマダイ(サンバソウ)や20cm位のメジナの猛攻。後はクジメって言う感じです。

このままではお向かいさんの老夫婦にお土産を持って帰れないので急遽黒鯛へターゲット変更。

まずは、10gシンカーにいつものリグで遠投してズル引きとリフト&フォールで引いてくるとズル引き中に食ってきました。

その後は沈みテトラから5メートル沖を同様に探って2枚。そしてまた、遠投で1枚。計4枚でした。



欲しい!欲しい!と後ろのカップルが言うので1枚だけあげましたが、お土産ゲットできましたしUSタトゥーラの良い面が沢山見られて満足です。

40cm弱の個体は元気で引きや突っ込みが凄かった、なので強引にゴリ巻きして釣り上げましたが、8.1から純正の7.3に戻したのも相まってパワフルにゴリゴリ巻いてこれました。

地磯のキジハタは余裕で50cm位の石鯛でも射程内です。

このジリオンHLCのバネを移植したUSタトゥーラ150SHLとソルティアドバンスがあればカサゴ~石鯛まで不満なく釣りができます。

ハンドルやノブは軽い物に交換すると尚バランスが良くなり疲れづらくなります。参考まで。

ただ、ショアジグのシャクリや速弾きには7.3のギア比は少し遅いので8.1以上のギア比リールが良いと思います。


タトゥーラ150のUSダイワ製品ページ
https://daiwa.us/products/tatula-150





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