海でベイトタックルを使って釣りをしているとよく声を掛けられます。
バサーからは「ソルトでベイト使うと壊れませんか?」が一番多いですね。
ほとんどのバサーはオイルアップだけのようです。
その場合に海での使用は必ずって言ってよいほど不具合がでます。
ソルトで使う場合は釣行後の潮抜きのために十分シャワーで洗います。
そうなんです!分解してギアのグリスアップとベアリング等のオイルアップは必須なんですね。
きちんとメンテナンスすれば十分長い期間使用することができます。
ベイトリールのギアのグリスアップをする時に分解・組立は避けて通れません。
今回はギアのグリスアップを挑戦したい方のために分解・組立に必要な工具をご紹介します。
■マイナスドライバー
必ず必要ではありませんがダイワのベイトリールのボディネジはマイナスなので。
ハンドルロックネジがマイナスネジの場合もあるので買っておいて損はありません。
■プラスドライバー
シマノやアブ・ガルシアのボディを外す時に必要です。オーバーホールで内部部品を外す際にも必要となります。
■精密マイナスドライバー
これも必ず必要ではありませんが、オーバーホールの時にEリングを外す際に必要となります。
■10番スパナです。(100均でOK)
これはハンドルナットを外す時に必要です。
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ハンドルノブのキャップ外し
なければ大きめのクリップ(100均でOK)でも代用できます。
■ピンセット(100均でOK)
小さいネジや座金等をつまむためやドラグワッシャーをギアから取り出す時に使います。
他にもベアリングを外すときにも便利です。
注意することはドライバー類は100均で購入してはいけません。
100均ではプラス・マイナスドライバー共にグリップがあるばあい大きいネジのタイプしかありません。
グリップがあるタイプじゃないとネジをなめてしまうリスクが高まります。
また、100均のドライバーは歯面が柔らかく錆びやすいんで。
ホームセンターでも300円~400円と目が飛び出るほとの価格ではないので奮発しましょう。
大体1,000円~1,200円ほどで揃います。
一番簡単なギアのグリスアップ方法は、ギアとピニオンギアを外して中性洗剤をぶっかけて、柔らかい歯ブラシで油分を取るように洗います。
で、ギアグリス(スプレーグリスはNG)をメインギヤとピニオンの歯面に付けて組み上げる。
これだけで巻心地が戻ります。