堤防・漁港ちょい投げでのオモック

ちょい投げ師匠

2019年02月22日 12:07

昔使っていたシンカーを使ってオモックを作ってみました。



このシンカーは加藤精工さんの「ローリングブラス」です。



真鍮のナツメ錘にローリングスイベルを埋め込んだシンカー。

比重とナツメ錘の形状でゆっくり不規則に落ちていきます。

以前は針を結んで使用していましたが、針先が鈍って結び直すのが面倒でこんな感じに進化しました。



根のキツくない漁港では活躍したのですが、より大物を狙うようになってテトラ周りや根のキツい場所で釣るようになってからは使わなくなりました。

少し波気がある方が大きなアイナメやソイ、黒鯛が釣れるのですが根掛かりが連発したためです。

波があるとテトラ周りではこの形状のシンカーはいくつあっても足りません。

カサゴやソイはシンカーごと丸呑みが多く、ちまたで話題のオモックが釣れるということも不思議では無いと思います。

また、村田基さんが言う通りシンカーがくすんでくると当たりが増える傾向があり、新品のシンカーに変えるとあたりが減るのもそのとおりだと思います。

このシンカーを丸呑みされることと、マムシ(イワムシ)の匂いでも食い気を立たせ、根掛かりを軽減させたリフト&フォールで仕様する仕掛けにたどり着きました。



この鯛ラバ錘とほぼ同形状の太鼓錘を使用することでアイナメ・ソイ・キジハタなど根魚以外にも黒鯛やサンバソウも狙って釣れるようになりました。

太鼓錘もソイ・キジハタが丸呑みすることが多いんです。不規則な落ち方をするシンカーに反応しているんでしょう。

虫エサは使用しますが、感覚としてはオモックと餌の良いとこ取りです。

オモックはボートの釣りで太鼓錘は漁港や堤防で活躍しますね。

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