釣り仲間がこのブログを見ていたらしく「1個300円以内で究極のブラクリを作ってくれ!」と電話依頼されました。
「内緒にしていたのによく俺のブログだって分かったね。」と言うと、「クーラーボックスの記事で分かったんだ。あれ目立つからな。」と言われました。
「見ている人は見てるんだね。」というと「あのクーラー見て、おっ!やってる(釣りを)やってるって分かるんだ。」との事。
心の中で電話番号教えたっけ???と思いましたが。。。
私は仲間とはいえ何個も仕掛けを作るのは嫌なので(若い女子なら喜んで)「作り方をブログにアップしておくから。」と快諾してくれました。
■根掛かり上等ブラクリ(上)
まず、以前の記事でもご紹介した「ボトムコップ ライトフリータイプ」「オーシャンルーラー インターシンカー」が根掛かりしにくいシンカーです。
しかし、いくらシンカーに気を配ってもフックでも根掛かりは多発します。ですから、根掛かりしてもラインをぎゅーっとゆっくり引っ張るとフックが曲がりシンガーが回収できるフックが良いと思います。
根掛かりを怖がらないと入れられる穴が飛躍的に増えてきます。みんなが入れない穴に入れられるので釣果もアップします。
作り方は、
サルカンに4号以上のPEを結び、発行玉ソフト(2号)→ボトムコップ(インターシンカー)→発行玉ソフト(2号)を通しサルカンに結びます。
この時、サルカン間が長くならないようにして下さい。長くなるほど根掛かりが増えます。
そのサルカンにフックドスナップ(サイズ:1か2)を付けて、オーナー S-55(サイズ8か10)付けて完成です。
針先が悪くなったらすぐに交換できます。また、サルカンやスナップがあるお陰で飲み込まれにくく、また、フグに切られる心配がありません。
■根掛かりイヤイヤブラクリ(下)
このブラクリは根掛かりを極限まで減るようにできるだけシンプルにしてあります。
カサゴ(ガシラ)針やアイナメ針、ムツ針など針先が内側に曲がっている「ネムリ針」を使用することで、根掛かりをかなり減らせます。
確かに針掛かりは悪くなりますが、餌を加えて穴に戻る習性のカサゴやアイナメには問題ありません。以前にクロダイが釣れた時は、唇の先に掛かっていましたが針穴も広がってなく、針にかかるとバレにくいのも特性の一つです。
また、針先の鈍くなることも少ないので安心です。
作り方は、
ネムリ針に4号以上のPEで結び、針から2~3cmの所に八の字結びでコブを作ります。
そのコブに発行玉ソフト(1号)→ボトムコップ(インターシンカー)と順に通しサルカンに結びます。
この時も結びコブ~サルカンまでの長さをできるだけ短くして下さい。
針にPEを結んだ仕掛けを幾つか作って持っていいくと安心です。
■およその単価
根掛かり上等ブラクリ:200~220円
根掛かりイヤイヤブラクリ:180~200円
販売されている鉛シンカーのブラクリは100円ほどなので倍値ですが、ある程度は回収できるのとよく釣れるので「安い!」と思えるはずです。
根掛かりが怖くなくなることが「究極」と感じると思います。
では、頑張って作ってみて下さい。
釣果報告待っています。